セイコーのミッド70’sのヴィンテージクロックです。ブラックダイヤル(文字盤)にローズウッド調のクッション型フレーム。ラウンドしたフォルムが重厚感あるイメージの中に柔らかな印象ももたらしている秀逸なデザインです。
70年代のオールドセイコークロックは過去に数回扱っていますが作りが本当に良いです(80年代になるとデザインは優れているものの、色んな意味で「軽め」な印象)。この時代の掛時計はインテリアとしての位置付けが今よりも高かったこともありディテールの作り込みやフィニッシュ感ががとても素晴らしく、IK○Aやニ○リといった量販店で販売されている見るからにチープな現在の時計とは完全に「別物」です。フレームのプラスチックの質感も高く、文字盤のインデックスはプリントでなく立体的でパキッと視認性の高いアップライド加工、針の形状もニードル型とコストがかかった作りで、画像からも明らかに昨今の掛時計とは次元が違う佇まいが感じられると思います。
コンディションは6〜7時付近のフレームがやや色が薄い箇所がありますが、あまり気にならないレベルかと思います。それ以外は画像のとおりフレーム、風防、背面に至るまで特に目立つキズ、汚れ、欠け、ヒビなどなく、ガラス面も光沢があり、約半世紀前という年代を考えると、とても良いコンディションです(背面には寄贈の筆記があり昭和五十年五月…とあります)。
さらに、当時のムーブメントは寿命になっていましたので(機械式と違ってクオーツですのでさすがに50年は持ちません)、2023年11月下旬に9000円近く掛けて新品のムーブメントへの交換修理をおこなっておりますので、末永く安心してご愛用いただけます(ムーブ交換の証明となる預かり証と単3電池もお付けします)。
サイズは横幅約38cm、縦約30cm、奥行約8cm。デザイン性に優れ玉数もどんどん少なくなっているオールドセイコークロック、探されていた方はこの機会にぜひ。ローズウッドやチークなど北欧テイストのインテリアにもマッチすると思います。現在、相当数の「いいね」もいただいておりますので、気になる方はお早めにどうぞ。
なお、この他にも昭和レトロなピエールカルダンのポットほかヴィンテージ雑貨、古着等も出品していますのでご覧ください。
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