・刀身
南北朝時代・貞治年間(1362~)頃、相模國の刀工「秋 廣」の平造り短刀です。刀身は砥ぎ身で地鉄は沸き出来の大板目肌で、刃紋は小沸きできの互の目刃紋です。帽子はやや乱れ込み尖り返り、中茎は舟形で勝手下がりの鑢目が確認できます。
・状態
刀身の状態は差し表は真ん中辺の平地に、小さな鍛え疵が幾つかあります。差し裏は真ん中辺からハバキ元へ掛けた平地に小さな鍛え疵があります。その他は刃切れ、膨れ、撓え、錆、刃毀れ等は無く古い短刀ですが出来の良い短刀です。
・拵 え
小柄櫃を設けた黒蝋漆塗りの鞘には、丸に剣片喰紋と五三桐紋の蒔絵が入っています。柄頭・合口・栗形・小尻を金泥漆塗りにしてあります。合口造りの柄は出し鮫貼りで、三連桐紋の目貫が付いております。確りとした殿中差し腰刀を模して、職人の手により時代拵えの写し及びオリジナルに近代及び現代に本漆塗にて造られた拵えです。※写真の小柄は撮影用のダミーで本品には添付いたしませんのでご注意ください。
☆参考・ダミー小柄袋及び馬針袋寸法(cm全長×袋長×袋幅×袋厚さ)
・小柄袋大(短刀・寸延べ用)21.0×9.5×1.4×0.4
・登録 東京都 第324464号 令和4年2月8日交付
※東京都教育委員会にて確認済
・銘 「秋 廣」
・刃長 29.9cm
・反り 0.20cm
・目釘穴 2 個
・元幅 2.45cm
・元重 0.55cm
・茎重 0.55cm
・拵え全長 45.5cm
・鑑定書等 未鑑定
・発送荷物サイズ 80cm
★☆★最近、落札後に連絡が無いなど悪戯入札が増えている折から、評価の低い方や新規(0評価)や一桁評価の方、また悪い評価のある方は、誠に申し訳ありませんが終了直前でも入札をキャンセルさせて頂く場合があります。
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※落札品に対する領収書の発行は一切お断りしております。★☆★
※御落札の節は商品の中に登録証とともに所有者変更届けを同梱してあります。御署名押捺のうえ同封の封書にて銃刀法で定められた20日以内に、該当教育委員会へご提出ください。
質問には出来るだけ応じますので、不明の点は必ず確認し落札後はノークレーム・ノーキャンセル・ノーリターンで宜しく御願い致します。登録証・鑑定書などの不正がある場合は返品可能ですが、それ以外の理由ではお引取りは出来ません。刀身は古い物なのでヒケや錆、小疵などある場合がありますので異常に神経質な御方の御入札は御遠慮下さい。