遅延ON、遅延OFFや繰り返しON/OFFを任意に設定可能な多機能デジタルタイマースイッチ基板です。この商品の特徴は幅広い動作電圧だけでなくトリガー端子がフォトカップラーにより基板回路と絶縁されているので異なる電源系からのトリガー動作が可能です。
同じ外観形状でも機能が異なる商品が複数存在しますので商品説明を熟読のうえ入札して下さい。
[ 主要定格 ]
購入先の商品説明や動作確認から推定したもので参考にして下さい。安価な中国製ですのでその性能は割り引いて使用して下さい。
また使用している部品も購入時期やロットで異なることがありますので神経質な方は入札をご遠慮ください。
・動作（供給）電圧：Type-CのUSB（DC5V）あるいは基板端子DC6～30Vのどちらかで同時接続は不可
基板端子を使用の場合はネジをしっかりと締めて取付後に電圧供給をして下さい。クリップやリード線で端子に接触させると配線コード長や使用電源により過大電圧が発生して基板を破壊することがあるので注意して下さい。また車等で使用する場合は配線コードが長くなりますので基板電源端子間に電解コンデンサー取り付けることを推奨します。
全数を16V（一番使われると思われる車等の12V用途の為）で動作確認していますが高い電圧で使用される場合は、使用電源等による予期できない過電圧や逆バイアス等を軽減する為に数十オームの抵抗を経由させるとともに基板電源端子間に電解コンデンサー取り付けて電源供給して下さい。
・トリガー電圧：DC+3～24V（フォトダイオード駆動用）
・ON時間タイマー設定：0.1秒～999分
・OFF時間タイマー設定：0.1秒～999分
・ON-OFF繰り返し回数設定：0～999回または無限大
・リレー接点容量：10A（AC125V/DC28V）・・・抵抗負荷で5A以下、誘導負荷で2～3A以下を推奨（使用頻度が高い場合はもっと下げて下さい）信号線等の電流が流れないドライサーキット用ではありませんので必ず電流を流して使用してください。
・日本語説明書付き
・取付用スペーサーが必要な場合は発送前に連絡を下さい（連絡ない場合は添付しません）
[ 動作モード ]
下記のモードのいずれか一つが選択可能で組合せ動作は出来ない
①遅延OFFタイマー・モード（3モード）
トリガー電圧を印加するとリレーがONして設定したON時間=OP経過後にリレーOFF
・再トリガー無効・モード(P1-1)
・再トリガー有効・モード(P1-2)
・再トリガーリセット・モード(P1-3)
②遅延ONタイマー・モード(1モード)
トリガー電圧を印加するとOFF時間=CLがスタートして設定した時間経過後にリレーON、そして設定したON時間=OP経過後にリレーOFFする。
・再トリガーリセット・モード(P2)
③設定回数繰り返しON－OFFタイマー・モード（2モード）
繰り返し回数=LOPで設定した動作を繰り返す
・トリガー・モード(P3-1)
・トリガー不要・モード(P3-2)
④レベルトリガー・モード(P4)
トリガー電圧を印加するとリレーがONするが、トリガー電圧が印加される間はリレーONが継続する。
トリガー電圧が無くなると設定したON時間=OP経過後にリレーOFFとなる。
P3-1とP3-2の設定方法に軽微なバグがありますので日本語説明書を熟読のうえ使用して下さい。
なおこのバグは説明書に従って設定すれば動作に影響を与えるものではありません。
【 トリガー端子 】
電圧を印加するとその立ち上がりエッジ(P1-P3)あるいはレベル(P4)でトリガーされてタイマー動作モードが開始される。
各種動作モードについては画像のタイムチャートを参照下さい。タイムチャートだけでは説明が難しい面もありますので疑問点は事前にお問い合わせ下さい。
リレー接点出力としてNO(ノーマルオープン：リレー動作時にNOとC間が短絡)だけでなく、NC(ノーマルクローズ：リレー動作時にNCとC間が開放)もありますので使用用途も広い商品です。
単なるリレー接点出力ですので各種電源（DC電源、AC100V等）を使用した機器を制御することが出来ます。
＜逆起電力に注意＞
負荷がDCモーターやソレノイド等の誘導負荷の場合は必ず逆起電力の防止をお願いします。
基板への電源と負荷の電源が同じ場合、リレー動作中（負荷へ電源供給）に電源をOFFすると基板へ逆起電力が加わり基板が損傷します。
動作確認をした商品を出荷しますので基本的にNC＆NRを納得される方のみの入札をお願いします。但し、不良内容の解析調査にご協力していただける場合はその限りではありません（評価が悪い方は除きます）
また輸送中のダメージによる不具合また不達については、責任を負いませんのでご了承のうえ入札して下さい。
