『マルタイの女』は、1997年の日本映画。伊丹十三監督の遺作となった。
「マルタイ」とは警察用語で捜査や護衛の対象になる人間を指し、本作では護衛対象者を指す。
◆あらすじ◆
女優の磯野ビワコ(宮本信子)は、偶然弁護士夫婦の殺人現場を目撃し、自身も殺されそうになるが、危うく難を逃れる。事件の裏には宗教団体「真理の羊」が絡んでいた。警察の事情聴取後、殺到したマスコミの前で「裁判で証言する」と宣言する。
ビワコの命を狙う「真理の羊」の信者たちから守るため、2人の刑事が護衛に就く。昔からのビワコの大ファンでミーハーな近松(村田雄浩)と、職務に堅実な立花(西村雅彦)の正反対なコンビである。2人はビワコの自由奔放な行動に振り回される一方、ビワコもまた自宅、仕事場、芝居の稽古、果ては愛人関係にあるテレビ局編成局長の真行寺(津川雅彦)との不倫現場へも2人の刑事が同行し、落ち着かない生活を強いられる。
出演
【ビワコ側】
磯野ビワコ................ 宮本信子
マネージャー小清水................ 近藤芳正
お手伝いの三輪さん................ あき竹城
劇場プロデューサー................ 三谷昇
【当局側】
立花刑事................ 西村雅彦
近松刑事................ 村田雄浩
波多野管理官................ 名古屋章
【教団側】
二本松弁護士................ 江守徹
大木珠男................ 高橋和也
ナカムラ................ 山本太郎
エイジ................ 木下ほうか
【地方警察関係】
トロと呼ばれる刑事................ 伊集院光
先輩刑事................ 不破万作
ミドリちゃん................ 早乙女朋子
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