三菱の液晶ディスプレイ『Diamondcrysta RDT141X』です。
古い機種ですが、最近の製品にはないレアな機能を備えています。
それは、かつての水平同期周波数24KHzに正式対応しているという点です。
つまり、PC-9801をはじめとしたレトロPCの接続表示が可能ということです。
近年は31KHz～というのが普通で、24KHzにも対応した製品は皆無、
レトロゲーム目的や、あるいは工場用途等で今でも9801が現役だったり、
24KHz対応品をお探しの方は意外といらっしゃるのではないでしょうか。
なかには隠し機能として24KHzが映るものも以前は時々ありましたが、
正式に対応していたのはこの製品の頃が最後かと思われます。
24KHzに全く対応していない最近の機種なら当然なにも映りませんが、
非公式の隠し機能でギリ映る場合でも、640×400の縦横比が歪だったり、
フルスクリーンでなかったり、拡大時のジャギーが目立ったりします。
なお、もちろん24KHzだけでなく31KHz～にも対応していますので、
画像のWindowsXPのようにDOS/V以降のPCも表示は可能です。
発売当時のフラッグシップモデルで発色も群を抜いていました。
外観に目立ったキズはなく、破損しやすい背面パネルも正常です。
当方は、PC-9801用として当時、新品購入したものですが、
ごくたまに必要なとき使うのみで結局ほとんど使いませんでした。
最後に使ったのは数年前で、掲載画像もそのとき写したものですが、
既にアナログRGB出力機器もないため現状は通電の確認のみです。
よってJUNK扱いとします。電源は付属します。送料無料です。
画像のD-Subケーブルは希望者にのみサービスでお付けします。
