ズノー光学 エルモ シネ 6.5mm F1.1 Dマウントです。
ビンテージカメラ、オールドレンズに興味を持ち始めると必ず出会うであろう孤高の国産レンズメーカー「帝国光学」。このZUNOWというブランドはライカ、ニコン等のマウントにレンズを供給し、そのルーツは航空偵察機が薄暗い時間に写真偵察を行うために研究開発されたという、まさに帝国の名に相応しいルーツを持ちます。
銀座や新宿の高級店に稀に置いてあるZunow 50mm F1.1は状態が良ければ100万円を超える希少レンズです。もちろん手が‥‥出る方法がひとつあります!同じくZunowブランドでシネレンズを開発しており、特に8mmフィルム用マウントはフランジバックの関係で長らくミラーレスで使用できませんでしたが、レンズマウントをめり込ませるという画期的に狂気じみた設計で焦点工房さんがEマウント用変換マウンタを発売。ぐっとズノーが身近になりました。
中でもレンズは6.5mmという焦点距離、明るさはなんと「F1.1」と希少なもので、このサイズでありながら暗所でも普通に撮影できてしまうものです。イメージサークルの範囲をフルサイズの画角に例えると少し広角なレンズといったところでしょうか。イメージサークル自体はマイクロフォーサーズより更に小さいので、Eマウント機で使用するなら高画素機やAPS-C機などの画素ピッチが高いカメラでクロップ前提に使用します。
実際にこのレンズを使った作例を用意しました。
どピーカンの日中というおおよそオールドレンズには不向きな時間の試写ですが、逆光では適度なフレアをまとってなんともノスタルジックな描写をしてくれます。驚いたのは絞ることでシャープな遠景の撮影が可能な点。
作例最後はイメージサークルを逆手にとって家の中の丸いものを写してみました。先日あるオールドレンズの展示会でこういう作例を出されている方がいて感動したので真似てみましたが面白いですね。
状態 各部良好な良品です
外観 使用によるスレのみ
光学 カビ曇りなく綺麗です
動作 α7で実写確認済
防湿庫保管。
※評価は主観です。中古品ですのでご理解ください
※返品対応しておりますのでご安心ください! (お値引きしていない商品のみ、送料のみご負担、必ず評価前にご相談ください)