中国の伝統的な民族衣装である「漢服に合う装飾品」をテーマにした耳飾りです。
漢服は日本の袴をゆったりとさせたようなシルエットで、襟や帯に幅の広い袖があり、動く度にひらひらと揺れて優雅な雰囲気があります。
そんな漢服に似合うように美しく気品があり、ゆらゆらと揺れる装飾品をイメージしてデザインしました。
淡い藤色のお花は、直径2.2cmの存在感のあるチェコビーズを使用しております。
厚みは5mmとフラットですが、表面の模様は溝が彫られ、ゴールドで着色された綺麗なパーツです。
更に目を惹くグリーンのパーツは、多面カットのガラスビーズを使用しております。
光に照らされることで、風に揺らぐ新緑のような濃淡が楽しめます。
これらのパーツを際立たせられるように、そのほかはゴールドとホワイトで控えめにして全体をまとめました。
お花のチェコビーズとグリーンのガラスビーズを繋ぐパーツは、今回のテーマに合うように蓮の花のように見えるデザインを選ぶなど、隠れたこだわりもある作品です。
また、作品タイトルの −玲− という漢字には「玉や金属がふれ合って鳴る美しい音」「透き通るように美しい様子」という意味があります。
漢服を着る機会はあまりないかもしれませんが、浴衣や着物、袴などの和装にも合うアイテムです。
成人式や卒業式など特別な日につけていただいたり、夏祭りや美術館巡りのおともにもぴったりです。
■長さ:約9cm(金具を含めず本体のみ)
■重さ:片耳10g