当方は長年、焼き物や戦時資料に、関心を持っている者です。
現在、コレクションの整理をしていますが、その一部を出品することにいたしました。
どうぞ、よろしくお願いします。
今回、出品しますのは、太平洋戦争中、陸軍の軍事教練用として製造された、陶器製の模擬手榴弾3個です。
平成21年に、信楽町で出土したものです。
戦争当時、戦局の悪化に伴い、多くの金属製品が陶器で代用されるようになりましたが、これもその一つです。
演習用の模擬弾ですので、内部は空洞でなく、ズシリと重い手応えがあります。
頭部に穴が二つ空いていますが、ここにピンの代わりに、針金を差し込んで使用したようです。
実際、出品物の穴にも針金が差し込まれていて、それが赤く錆び付いております。
信楽焼の歴史として、また、戦時資料として、たいへん貴重なものだと思います。
サイズは、画像からご判断下さい。
終戦直後に廃棄され、長く土中にあった古いもので、あちこちにカケ、キズが見られます(画像に写っていない箇所にも)。
全体的に状態はよくありませんが、その点、ご理解の上、ご入札よろしくお願い申し上げます。
商品の発送は、「おてがる配送(ヤマト運輸)」、または「ヤマト運輸宅急便」元払いで、サイズは60サイズです。